時計売り場のG SHOCK売り場でもひと際目を引く偏光カラーの一本。筆者はこういう色をマジョーラ塗装とかマジョーラカラーと呼ぶと思っていたのだが、調べてみたところ「マジョーラ」は日本ペイント株式会社という塗料の会社が持っている登録商標で、まったくこのG SHOCKとは関わっていないことから、その名前は使われていないようだった。
筆者が実物を見た時計売り場のショーケース内では、メタリックなパープルといって差し支えないような色味に見えたが、実際に手に取ってみると、公式サイトでも書かれているように、角度によってはグリーンに近い表情を見せた。
購入後、さまざまな場所でこの時計を着けていると、すでにレビューしている「GA-2100TLS-8AJF(BEACH TIME LAPSEシリーズ)」と同様に、日光や照明、さらにはその強さの加減や質によって、いずれかの色が現れやすいといった傾向が現れるようだ。
ここで問題なのは、この2色の間をさまようボディーカラーが、身に着けている服とどれだけマッチするかということである。確かにパープルとグリーンと言えど、いずれもメタリックなので合わせる服のレパートリーとしては、そこまで大きく変わることはないかもしれないが、それでも見え方によって印象が変わってしまうことは避けられない。
筆者がG SHOCKを選ぶときによく感じることの一つでもあるのだが、「ショーケースでかっこいい」と「実際に腕につけてもかっこいい」は必ずしも同義ではない。たとえば、どんなに単品でかっこよくても、服の色味に負けて個性を失ってしまったり、逆にあまりに奇抜な腕時計だと、服を食ってしまったりすることすらある。
この時計はどちらかというと後者のようになってしまう心配があったが、この塗装に含まれるラメ感と光沢感は、実際の金属ほどギラギラしたものではないので、筆者としてはさほど気にならなかった。飾っていても、実際に着けていてもかっこいいG SHOCKである。
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